こんにちは!
タツヤです!
今回は、僕の家業である
銭湯の経営についてお話ししたいと思います♨
銭湯経営に興味のある人っている?
僕は生まれてから、
銭湯の仕事を親がしているのが当たり前だったので、
特段なにも考えたことがなかったが、
あまり周りに銭湯を経営している人はいない、というか同世代では1人も知り合いはいないので
まあ珍しいっちゃ珍しい仕事ではある。
普通、
「銭湯」というと、
お湯を沸かしてそのお湯を循環させて、
その湯船にお客さんが入るというのが主流である。
つまり、お湯を沸かすための重油代が一番かかるコストである。
現状、原油価格の高騰のあおりを受け、
ガソリンスタンドもガソリン代を値上げしている。
これは重油も例外ではない。
コロナでお客さんがただでさえ減少しているのに、
重油価格の高騰というダブルパンチに見舞われ、
銭湯は非常に苦しい状況に立たされているのが実情である。
僕の銭湯はどうなのかというと、
源泉をかけ流す、
いわゆる天然温泉のため、
この重油代というものがかからない。
ここで、
「源泉かけ流し」
の意味について説明してみる。
源泉かけ流しとは、
循環させない温泉のことで、常に新しい源泉を入れながら浴槽を溢れさせ、
あふれたお湯を再利用しないもののことを指す。
つまり、
地下から湧いてきた源泉に何も手を加えずに、
そのまま浴槽に入れて、
溢れだした分はそのまま捨ててしまうということ。
うちの銭湯の源泉は約47度もあるため、
重油で温める必要がない。
正直、
ここは非常に大きい。
今、銭湯を経営していて
大変なところはほぼほぼが
この重油価格の高騰が原因であるといえる。
源泉かけ流しの銭湯は、
こういったところに比べると
だいぶ経営は楽なのではないか。
それでも、
コロナの影響は大きいが、、、。
とまあ、いろいろ書いてきたが、
結論から言うと、
現状、
銭湯は苦境に立たされている。
が、
源泉かけ流しの銭湯は、
ほかの銭湯に比べるとちょっとはダメージが少ない。
という感じ。
では!!