こんにちは、
タツヤです。
さて、今回は、
物事を成功させるための考え方について
自分個人的な考え方を書いていこうと思う。
何かを成し遂げようとするとき、
みな自分の力だけでやってしまおうという考えになりがちだと思う。
かくいう、自分はまさにそれだ。
人の力は極力借りたくない。
自分一人の力で成し遂げて見せる。
そういう風に考えていたし、今でも根底にはそういう考えがある。
その時、
実際に自分の力だけで行える部分もあれば、
人の力を借りなければならない部分も出てくる。
そこで自分のプライドが邪魔をする。
人の力なんて借りずに自分でやってやる、と。
しかし、僕はこういう場面では人の力を借りるのも手だと思うようになった。
というか、借りられるものはすべて借りるほうがいい。
自分の周りにその道で成功している人がいるのなら、真っ先に話を聞きに行くべきだし、
力を貸してくれるという人がいるのなら、素直に頼むほうがいい。
「成功」
というゴールだけを、
ただそれだけを目標に生きるのであれば、
そこまでの過程なんて正直どうでもいいのではないかと思う。
仮に、自分のプライドを大事にして、
結局何も成し遂げることができなかった場合、
後で確実に後悔するのではないか。
なぜあの時、人の力を借りなかったのか、、、と
自分のちっぽけなプライドのせいで大きな成功を逃してしまうかもしれない。
正直、
これは僕自身の話なのだ。
事業を立ち上げるとき、
本当に誰の力も借りずに自分一人だけでやってやろうと考えていた。
でも、自分一人でやるには限界があることを早々に知った。
友達や知り合い、親に力を借りなければどうにもならない状況に陥った。
ここで、もし自分のプライドだけを重視していたら、
おそらく今頃失敗していただろう。
素直に力も借りたし、
色々な意見も取り入れた。
これは僕にとってはとても悔しいし、
本当はやりたくない。
しかし、
結果として、そこそこの成功(まだまだ成功なんてとても呼べないが)
を収めることは出来た。
結局、
ビジネスにおいては結果が全てなのだ。
どういう経緯をたどろうが、
今出ている結果が全て。
そこで考えてみてほしい。
自分にとって、
成功という結果を出すことが何よりも大事なのか、
自分のプライドを守ることが何よりも大事で、結果を出すことがその次に大事なのか。
後者で結果も残せれば、
それはベストだろう。
ただその分、
成功するまでに費やす時間が長くなる可能性は高くなるし、
成功できる確率も低くなるかもしれない。
僕は実家が自営業を営んでいる。
高校を卒業して上京し、
就活を経る中で、
「起業」
という目標ができた。
ただ、実家の自営業を生かすことは死んでもしたくなかった。
というか、地元に戻るつもりなんて1ミクロンもなかった。
それは単純に東京が好きだったというのもあるし、
「東京で自分一人の力で成功したい」
「家業を生かしたんだから成功できたんだなんて言われるくらいなら、一生サラリーマンをやっているほうがマシ」
と本気で思っていたからだ。
就職してからも、
常に自分の力で稼ぐ方法をリサーチし、
色々なセミナーにも出た。
でも、どれも大した成果は出なかった。
このまま、
週末は友達と飲んで遊んで、
月曜にはけだるそうに出勤する日々を延々と続けていくのか。
いやそれは嫌だ。
そして、何の行く当てもないまま会社を辞めることにした。
そのタイミングで偶然、家業を手伝わないかと親から打診された。
正直、それだけは絶対になかった。
そもそも、東京を離れるという考えがなかった。
これだけ刺激のある街を出て、
ど田舎の地元に誰が好き好んで帰るものか。
しかも、家業を手伝うなんて自分のプライドの中で一番あり得ないことだった。
絶対にない、
と確信していた。
しかし、
そこでよくよく考えてみたのだ。
「自分の中で一番の目標は何なのか?」
「何かを犠牲にしてでも為し得たい目標は何なのか?」
それは、
自分で事業を立ち上げて成功させること
ただそれだけを何よりも一番に、
全てを捨ててでも叶えたい目標だと改めて心に決めた。
そうした時、
その目標を達成させるために一番の近道は何なのか考えた。
それは、
家業を生かして何かを始めることだった。
これが一番手っ取り早く成功に近づけるし、
何よりもリスクが少ない。
絶対に家業にだけは頼りたくないという自分のプライドを捨てて、
地元に戻る決意をここでした。
周りから何と言われようとも、
自分の目標を一番効率よく達成する方法を僕は取ったのだ。
結果、
今がある。
あの時、
もし自分のプライドを重視して、
地元に戻らなかったら、
今頃まだ東京でくすぶっていたかもしれない。
なんだかんだ毎週末は遊びに出ていたかもしれない。
とにかく、
今だから言えることは、
使えるものは何でも使え
ということだ。
自分の小さなプライドが邪魔をしているのなら、
なにが自分の中で一番大事なのか再考してみるといい。
長々と書いたが、
今回はここまで!
ではまた!!