こんにちは、タツヤです。
今回は、
仮想通貨
について書いてみたいと思う。
僕が初めて仮想通貨を知ったのは、
2017年。
大学4年生の時。
就職活動がそろそろ始まるというときに、
ふと後輩から
「先輩、仮想通貨っていうものがあるんですよ。
これからは硬貨と紙幣がなくなるんですよ。」
と言われ、
「ふーん。そうなんだ。」
と最初はそこまで興味がなかった。
それから、数日後にたまたまネットで仮想通貨に関する記事を見つけ、
読み進めてみるとなんか結構すごいらしい。
「仮想通貨はこれからの現金に代わる通貨で、世界共通の通貨になる。
どこでも使うことができるから、換金する必要がない。
だが、今は投資対象にされている」
とのこと。
仮想通貨投資を始めて、すぐに○○万儲かったといったような事がたくさん書いてある。
半信半疑ではあるが、ちょっとやってみるかと思い、
軽いノリですぐにコインチェックという取引所で
リップル
という通貨に5万円投資した。
それから、毎日チャートを見ていたが、
数百円含み益になったり損になったりを繰り返した。
だんだんとチャートもあまり見なくなり、
何か月か放置してから、久々にチャートを見てみると
ビットコインの上がり方が凄い。
半年間くらいかけてずっと右肩上がり。
色々なネットの記事を見てみると、
ビットコインは確実にこれからくるとかそんなことがたくさん書いてある。
「確実にくるのかー。
実際、ずっと上がってるしなー。
たったの5万円じゃ、仮に倍になったとしても10万円か。
せや!
いっそのことがっつりビットコインに突っ込んでみよ!」
ということで、ビットコインに150万円程突っ込んだ。
当時の取引履歴。
オーストラリアのワーキングホリデーで貯めた資金がそこそこあったのでそのお金をぶちこんだ。
それから、、、
みるみる資産は増えていった
当時、2017年はバブルだった。
正直、どんな通貨を買っても増えた。
一発当てたくて、草コインをいくつか買ったりもした。
取引は皆だいたい朝にしていたらしく、
AM9時頃が一番変動する時間だった。
大学の単位も取り終わって普通なら昼まで寝てるところだが、
毎日この時間には起きて、チャートチェック。
おかげさまで、規則正しい生活を送れた。
嫌な予感がすれば、即売却。
上がりそうならそのまま放置。
そんな毎日でまあ楽しかった。
バイトなんてしないでも全くお金に困ることはなかった。
普通だったら絶対買わないようなブランド服を買ったり、
年末には海外旅行に行ったり、
毎日のようにすしざんまいで寿司を食べたり、
とりあえず遊びまくった。
しかし、
「バブルはいつか終わる。」
頭では分かっていたが、これがいつ来るかは誰も知らない。
急激に価格が落ちても、次の日には倍になっていたりする。
普通の投資ではそんな変動(ボラティリティ)はあり得ないことらしいが、
仮想通貨はそんなのがザラにあった。
2018年1月。
後輩といつものように
すしざんまいで飯を食べている時に、
ふと
「ビット下がり始めましたね。」
と後輩が言った。
でも、こんなことは今までにも何度もあったし、
ここで焦って売ったところで明日にはまた元通りになって、
結局後悔するだろうと放置した。
しかし、今回の場合はちょっと違う。
なかなか戻らない。
「ちょっといつもより時間をかけながら戻るのかな」
そんなことを考えながら、いつも通り放置。
でもやっぱり上がってこない。
その時、僕が持っていた仮想通貨のメインは
ネムとビットコイン。
そして、、
事件は起きた
2018年1月26日。
コインチェックがハッキングされネムが約580億円流出した。
...え。
「ネムぱくられたー!」
ネムが盗まれた。
一番たくさん持ってるネムが。
暴落とかそんなんならまだ分かるが、
流出って。。。
これは僕らにはどうしようもない。
「こんなことあるのかー」とだいぶ落ち込んだ。
すぐにニュースにもなった。
仮想通貨関連では一番衝撃的なものだっただろう。
それからというもの、
仮想通貨への不信感の高まりからか、どんどん暴落。
ありえないほどに。
結局、持っていた通貨はすぐに売らず、
その後も上がることを信じてずっと放置した。
そして現在に至る。
徐々に、回復の兆しが見えてきた。
結果
でもいい勉強になった。
それから投資に興味を持つようになったし、
なんなら今でも仮想通貨に積み立て投資をしている。
あの時、仮想通貨をやってみようと動いていなければ、
何も知らずに今でも、
「仮想通貨?なんか聞いたことあるけど良く分からない。」
て感じだったかもしれない。
やってみて初めて分かることがある。
だから、皆さんも興味がある人はちょっとでも挑戦してみる価値はある。
何事も経験だ。
ただ、あくまで余裕資金で。
ちなみに僕も、
これからも色々なものに投資をして、
失敗してはまた挑戦して、、、
の繰り返しを続けていきたいと思っている。
では!