海外

ワーキングホリデーってどうなの??③

こんにちは、タツヤです。

引き続き、ワーホリについて書いていこうと思う。

 

前回は、ゴールドコーストにいた時のお話をしたが、

今回はその後のこと。

 

学校も卒業して、

約2カ月間は遊びまくった。

 

毎日友達を家に呼んでは、

バーベキューをしたり、プールに行ったり、

そんな日々もあっという間に過ぎ、

そろそろ働かねばという状況になった。

 

前回も言ったようにゴールドコーストでの仕事は

ちょっと厳しそうだったので、

シドニーに行くことを一番に考えたのだが、

その前にセカンドワーキングホリデーをとらなければならない。

 

このセカンドをとれば、

あと1年間、トータルで2年間オーストラリアに滞在可能になる。

 

それをとるためにはある条件がある。

 

オーストラリア政府が指定する地域で3カ月以上指定労働をするというものである。

 

・農作業、畜産業

・農作物の加工

・樹木の伐採

・鉱山労働

・建築労働

 

以上が、政府の指定する仕事の種類だ。

ではなぜ、こういった制度があるかというと、

こういった分野は労働力が不足しているからだ。

 

体力的にも精神的にも大変なものが多く、

現地の若者もやりたがらない。

 

だから、海外の若者を労働力として取り入れるという事だ。

 

この中で一番メジャーなのは農作業だろう。

 

僕はこの農作業をした。

 

ブリスベンで

イチゴの苗の仕分け

 

ゲインダーで

マンダリンというオレンジのピッキング

 

この2種類をしてセカンドをとった。

 

イチゴの苗の仕分け作業は

工場の中にベルトコンベアが流れていて、

その上をイチゴの苗が流れてくる。

 

↑工場の中

 

その苗を綺麗にして、

5~6本を1束にしてケースに並べる。

 

まさに単純労働だ。

 

給料は歩合制で、

作ったケースの量で決まる。

 

朝の7:00頃からスタートして、

夕方の17:00頃に終了する。

 

正直、ずっと立ちっぱなしなのがきついが

別に超大変かと言われるとそんなこともなかった。

 

この仕事は期間が非常に短いものだったので、

約1カ月で終了してしまった。

 

残りの期間を

ゲインダーという違う町で過ごした。

 

ちなみに、この

ゲインダー

という町。

 

日本人でこの街に行く人は皆無だ。

 

なぜなら、日豪プレス等の

日本人向けのサイトには一切紹介されていないから。

 

日本人にゲインダーに行ったと言うと、

まず「どこそれ?」となる。

 

じゃあ、僕はなぜここに行ったかというと

韓国人の友達が教えてくれたから。

 

イチゴの苗の仕事の時もそうだが、

僕は当時仲良くしていた韓国人と行動を共にしていた。

 

韓国人向けのサイトの方が、

こういった農作業仕事関連(ファームジョブ)の情報は豊富にあるとのことだった。

 

で、

ゲインダーでやったマンダリンというオレンジのピッキング仕事。

 

これが、まじで地獄だった。

 

朝7:00頃から夕方大体17:00頃まで。

遅い時は18:00頃まで。

 

イチゴの時とあまり変わらない時間だが、

こちらは炎天下の中、

外での作業になる。

 

マンダリンのなっている大きな木にはしごをかけて、

ひたすらピッキングしていく。

 

マンダリンの木↑

 

サイズもある程度大きなものでないととってはいけないという

ルールになっていた。(小さいと商品にならない為)

 

 

このボックスにいっぱいになるまで入れて、

1ケースが終了する。

こちらも1ケースごとの歩合制だ。

 

しかし、このケースいっぱいにするまでに

一日がかりなのだ。

 

僕の場合はあまりピッキング作業が早くなく、

頑張って1日で1ケースと半分だった。

 

これが限界。

 

しかし、

周りには猛者もいた。

 

一日で3ケースもしくは4ケース作るのだ。

 

ぶっちゃけ言って、

頭がおかしい。

 

どうやってもそんなことは僕にはできなかった。

 

当然そういう人たちの給料も大分高い。

 

自分が

20万円台後半/月だったので、

その人たちは50万~60万円/月ほどもらっていただろう。

 

なかには、韓国からゲインダーに移住して、

その仕事で生活している人もいたくらいだ。

 

しかし、僕はもう懲り懲りだった。

マジでもう二度とやりたくない。

 

今までした労働で一番しんどかった。

 

精神的なストレスは全くないが、

単純労働すぎて嫌になってしまうというところもあった。

 

とりあえず、なんとか期間を終わらせて

早くシドニーに行きたかった。

 

そこでは約3カ月仕事をした。

 

ちなみにその時住んでいたシェアハウス。

車はトヨタの中古車で30万円。

一緒に行動していた友達と、半額ずつ出し合って買った。

 

部屋はまさかのオウンルーム(1人部屋)で、

その環境は最高だった。

 

他のシェアメイトは全員韓国人だったが、

正直プライベートの時間はここが一番楽しかったかもしれない。

 

毎週シェアメイト達と呑んでは、

ドライブしたり、

どこかに遊びに行ったりと超楽しかった。

 

↑毎週飲み明かしたリビング

 

シェアメイト達との1枚。

暗闇で撮ったので写りは悪いが。

 

だから、トータルで言うとまあ悪くはなかった。

 

ただ、ここでずっとという気持ちには微塵もならなかった。

シドニーのシャレオツカフェで働きたかった。

この肉体・単純労働から一刻も早く抜け出したかった。

 

で、もう少しで

指定された期間の就労が終わるという頃、

事件が起きた。

 

イチゴの仕事の時から、

一緒に行動を共にしていた韓国人の友達と喧嘩したのだ。

 

原因は仕事。

 

それまでも、お互いに鬱憤はたまっていたのかもしれないが、

ここで二人とも爆発したのだ。

 

このマンダリンのピッキング作業において、

マンダリンの実のサイズが大きい木を担当すれば、

ケースをすぐにいっぱいに出来る。

 

つまり、できるだけ大きな実がなっている木を

見つけると非常にラッキーなのだ。

 

マジでこれは重要で、

1ケース出来上がるまでの時間が全然違う。

 

その日は、

そういう最高の木を見つけたのだが、

その友達とどちらが担当するかで喧嘩した。

今思えばくだらない。

 

しかし、

お金が絡んでくるので両者譲らず。

 

結局、その友達は途中で車に乗って勝手に帰ってしまった。

しょうがなく、周りにいた仕事をしている顔見知りに頼んで、

家まで送って行ってもらった。

 

ちなみに、買った車は

その友達名義で買ったので実質その友達のものだった。

 

で、その後どうなったかというと、

その車は俺のだと主張され、

僕が乗ることは出来なくなった。w

 

家からファームまでも車でなければいけないし、

ファームから都市まで戻るにも当然車が必要だ。

 

結局、

他のシェアメイトの車に乗せてもらい仕事はなんとかなった。

 

ファームの仕事の期間が終わった後は、

ちょうどそのタイミングで都市部まで帰るという人がいたので、

一緒に乗せていってもらった。(奇跡的タイミング)

 

最後の最後まで仲は直ることはなかった。

ここで、友達と一緒に仕事をすることの怖さを味わった。

 

いくら仲のいい友達でも、

お金が絡んでくると関係は簡単に崩れてしまう。

 

友達と何か仕事などを一緒にやろうとしている人、

よーく考えてからにした方が良い。

 

ちなみに仕事だけではなく、

シェアハウスも同じだ。

 

仲が良くて同じシェアハウスに住むようになってから、

仲が悪くなってしまい、

その後一言も口を利かなくなってしまうというようなケースを

何人も見た。

 

「まさか、あいつらが仲悪くなるなんて...」

という人たちばかりだった。

 

一緒に行動する時間が長くなると、

お互いの悪い部分が見えてきてしまうのだ。

 

こいつとは本当に仲がいいからこそ、

一緒に住んだり、一緒に仕事をしない方がいい

という考え方も持ってみてほしい。

 

全員が全員仲が悪くなることは当然ない。

 

しかし、仲が前よりまして良くなるかと聞かれると

そんなことはないと思う。

 

ここは難しいところだ。

 

実際に経験してみればわかる。

 

で、

 

 

ゲインダーからブリスベンまで行った。

 

そこで、約1カ月のんびりした。

 

ゴールドコーストの語学学校の友達が、

その時シドニーで仕事をしていて

シドニーの仕事事情を聞いていたので、

僕もシドニーに行くことに決めた。

 

やっと憧れていた、

シャレオツカフェで働けるのだ。

 

朝から晩までオレンジを採らないでいい。

 

期待を胸にシドニーに飛び立った...。

 

今回はここまで!

 

では!

 

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