こんにちは、タツヤです。
さて今回は、
ニューヨーク
に行った時の話をしようと思う。
行ったのは、2018年年末。
目的は年末のカウントダウン。
ニューヨークの年末のカウントダウンと言えば、
世界一有名だろう。
その年のボーナスをすべてつぎ込んで飛び立った。
いつかニューヨークでカウントダウンしたいと考えている人、
是非参考にしてほしい。
タイムズスクェアという通りで、カウントダウンをする。
滞在期間は12/29~1/2
ホテルは定員の関係で、
バワリー グランド ホテル(12/29~1/1) と
Vanderbilt YMCA Hostel(1/1~1/2)
の2か所に泊まった。
料金が189ドルと62ドルで合計251ドル。
ホテルの質は、正直
超絶悪い
今まで旅行で泊まったホテルの中で
最低レベル
まず、1つ目のホテル。
ホテルと言っても、大部屋を仕切りで仕切って、その中にベッドが置いてあるだけ。
ホテルじゃなくてシェアハウスだ。
オーストラリアの激安シェアハウスと同じ仕組みだ。
横の人の声とかいびきとか丸聞こえ。
スーツケースを置くところもないし、服をかける所すらない。
しょうがないから、ベッドの足の方にスーツケースを乗せ、
服は仕切りの上の方にハンガーでかけた。
シャワールームは兼用で、
備え付けも何もないので持参したシャンプーとボディーソープで洗った。
そして、2つ目のホテル。
カウンターでチェックインのやり取りをするのだが、
受付の人の態度が最悪。
延々と他のスタッフと話をしていて、
作業が進まない。
わざとやってるのか?と疑うレベル。
こちらがあきらかに待っているのに、
そんなことはお構いなしにしゃべり続ける。
やっと、チェックイン作業を終えて部屋を教えられる。
入ってみると、誰かのバッグが置いてある。
「まさかの相部屋かい」
とツッコみたかったが、一泊だけの予定だから我慢するかと言い聞かせる。
スーツケースに鍵を付けて、
外出する。
そして、帰宅。
鍵を開けようとしても開かない。
どうしても開かない。
「どういうこと?」
受付へ。
さっきのスタッフがまだいる。
部屋が空かないと事情説明。
パソコンで何やら確認している。
他のスタッフに色々言っている。
「ルームナンバーは?」
僕「○○です」
「おかしい!このキー俺がお前に渡したっけ?」
僕「はい」
「お前の泊まる部屋は違う部屋だ!なんてこった...」
と、僕の方を何やってんだよー的な感じで見てくる。
いや、俺かい。
俺はもらったキーを持ってっただけなんだけど...
だから違う人の荷物がおいてあったのか。
「いいや!しょうがない!」
みたいな感じで、
そのキーをなにやら色々いじって、
また渡される。
開けるようになったらしい。
行ってみたら、ほんとに開いた。
さっきあった誰かのバッグは無くなっている。
その人はチェックアウトしたのだ。
良く分からんけど、寝ることにしてその日は寝た。
そんなこんなの最悪なホテルだった。
で、観光はというと。
エンパイアステートビル
グランドセントラル駅
自由の女神
メトロポリタン美術館
ブルックリン橋
観光するところは沢山あった。
グアムの時とは違った。
そして、お土産を買ったりしてその日も終了。
ちなみに、日本人はちょこちょこいた。
そして、ついに31日。
まず、ガチ勢は午前中からタイムズスクェアに並び始める。
つまり、その日はそれで潰れるということだ。
しかも、この列に一度並んでから一旦外に出ると、
また最後尾から並ばなければならない。
途中にトイレもない。
よって、こういう人たちはオムツをして並ぶのだ。
僕はそこまでしたくない。
かといって、あまり遅い時間になってしまうと、
入場制限がかけられてしまう。
そうなってしまっては、この旅の一番の目的を達成できなくなってしまう。
それだけはなんとしても避けたかった。
結局、17時頃から並び始めることに。
しかし、これでも制限がかかるギリギリの時間だった。
危ない危ない。
そして、この日はあろうことか大雨。
年末に雨が降るのは1994年以来とのこと。
なんちゅータイミングで来ちまったのか。
また、この列に並ぶとき、
安全面を考慮して
手ぶらでなければいれてもらえない。
カッパを持っていけば良かったのだが、
「まあ、ちょっとの雨なら大丈夫だろう」
と、たかをくくっていた。
気温は9℃前後。
雨は次第に強くなる。
ダウンジャケットも濡れ、全身びしょびしょになる。
最初のうちは、一緒にいた友達と話して時間を潰せるが、
8時間は話し続けられない。
大雨に打たれながら、
ひたすら時間が過ぎるのを立ちっぱなしで待つのである。
頭がぼーっとする。
毎時間、花火が一回上がるのだが、
その時だけみんな盛り上がり、
それが終わるとまた静まり返る。
周りを見ても、
皆、顔が死んでいる。
これはマジで、
地獄
きつい。
きつすぎる。
さすがに限界で、
もう諦めて帰宅しようという考えが余裕で何度も頭をよぎる。
実際、帰る人がちらほらいるのだ。
しかし、このためにわざわざ来た。
これを見なければ、来た意味がない。
タイムズスクェアのカウントダウンが
自分史上最も見たかったのだ。
諦めるわけにはいかない。
しかし、びしょ濡れにこの気温はもうほんと死ねるレベル。
極限状態というものをここではじめて経験した。
まさか、年末のカウントダウンでこんな羽目に合うとは誰が想像しただろう。
カウントダウン直前のタイムズスクェア
そして、アーティストがイマジンを歌い出す。
つまり、もう少しでカウントダウンという意味だ。
10,9,8,7,6,5,4,3,2,1.....
花火が上がる、
音楽が流れる、
紙しぶきが上がる、
皆声を上げる。
確かに盛り上がった。
しかし、
それよりも帰りたい気持ちが強い。
寒すぎて死にそう。
ただ、いい経験になったことは間違いない。
ニューヨークのカウントダウンが世界一だと言われる意味が分かった。
あの規模は、たしかに他ではないかもしれない。
だから、一生に一回は行ってもいいとは思う。
ただ、もし行こうと思っているのならば、
覚悟していくべき
想像以上にしんどい。
準備万端にして、
めちゃくちゃきついという事をあらかじめ
頭に入れて行けば、多分乗り越えられる。
行こうと計画している人は、、、
頑張れ!!
では。